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3・11を歌い繋ぐ歌「無力」がNHKで放送されます

「無力」である僕に、
「無力だから」進み続ける力をくれた。

僕が「無力」という歌に出会ったのは、2022年のこと。

その年も災害続きで、前年12月末にやっと被災地から家に帰れた僕は、2月にはすでに被災地に戻っていた。

それから、僕が11月に撤収して家に帰るまでの間。
僕は「無力」という歌を聴いて、何度、胸をうたれ、何度、力をもらってきたのだろうか。

この歌には、「あなたにはわからない」という歌詞が、何度も出てくる。

それは奇しくも、僕が被災地で実際に言われ、そして悩んだ言葉だった。

「無力」は、前向きな歌ではない、と言われたらそうかもしれない。
歌いながら、いつも涙する山さんを見て思う。

この歌詞に込められているのは、山さんの実体験にもとづく、何一つ飾りのない真実だ。

悲しみ、憤り、そして無力さ。

僕が言葉にできない、被災地で出会う愕然とした無力感のすべてを、山さんは音と言葉にして、歌に替えて届けてくれる。

この歌があったから、僕は、自分がどんなに無力であっても、被災地から逃げ出したくなっても、進み続けることができた。
僕にとっては、力をもらえる前向きな歌だ。

「無力」をきいたことがない人に向けて、敢えて歌の多くは語らないけれど、
僕は、あなたにも聞いてほしい。

そう、強く思っています。

福島出身アーティスト 山さん(sotto)が、大熊町の家族からうけた言葉をもとにつくった、すべての人に届いてほしい福島の歌

【番組詳細】
NHK 全国放送
「明日をまもるナビ 未来へ しあわせ運べるように~福島子ども合唱団の10年~」
2023年5月7日(日) 10:05-10:50
「福島しあわせ運べるように合唱団」。
東日本大震災のあと、歌を通じて人々を勇気づけ、復興を後押しする福島二本松市の子供たちの姿を10年にわたり密着取材。
https://www.nhk.jp/p/ts/698KRW7VJW/episode/te/X8Z7QXM9PN/

番組内で「無力」が使用されます。

〇しあわせ運べるように
「しあわせ運べるように」は、阪神淡路大震災がおきた1995年に神戸で作曲された歌です。

発災から約1カ月後の1995年2月27日、避難所でもあった兵庫県神戸市立吾妻小学校の校庭で、
児童約200人、避難住民、ボランティアの方々によってはじめて披露されました。
この歌は、ふるさとの復興を願い、そして歌い繋ぐため、
神戸を中心に長く大切に歌い続けられ、2021年には神戸市歌に制定されました。

新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震などが起きた後、様々な被災地で、復興を願う歌としてアレンジされ、全国に広まっています。
HP:http://www.shiawasehakoberuyouni.jp/

山さんメッセージ
「しあわせ運べるように」という歌をきっかけに、震災から今までの福島がとても伝わる、心に響く内容でした。
お時間合いましたら観ていただけたら幸いです。

【山さん-山岡トモタケ(sotto/ex.WHITE ASH)
福島県二本松市出身
福島中央テレビ二畳半レコード・ふくしまFM2畳半レコード・オン・ラヂオの純レギュラー
2023年福島ユナイテッドFC応援ソング「まなざし」担当

東日本大震災の月命日に毎月福島で開催されるイベントをはじめ、復興支援にも尽力している。
RAT代表の佐々木も、元気がないときはライブにいって励ましてもらう、まさに移動式パワースポット。
お互い全国をウロウロしているため、出会うのが大変だが、予定があえば会いたい人ランキングTOP3。
いつも頑張る力と元気をもらいまくっています。

2023年の今年もスケジュールみっちりの全国ツアーが6/23から開催。





管理人

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リユースエイドテック代表 佐々木です。

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