【復旧】被災地ニュースセンター運営部和歌山県復旧支援部

2023/06/28 台風2号和歌山県支援 17日目

@和歌山県橋本市、かつらぎ町

現場調査1件
作業車両回送1件
打ち合わせ2件
ボランティア受け入れ0人

この日のスタートは、かつらぎ町で週末の現場の打ち合わせ。
かつらぎ町役場の建設課、環境課さんにもお伺いし、作業についてお互いどこを協力できるか相談をさせていただきました。

それから、災害NGO結さんが紹介してくださり、IT DARTさんがプリンターを貸してくださりました。

以前から、資料やニーズ表の印刷に困っていたので、ボランティア拠点で使わせていただこうと思っています。
いつもコンビニにいっていたので、こういったサポートが本当に助かっています。

雨予報もありますが、その後は橋本市へ。
台風の大雨で雨漏りをしたというお宅を、どうしたらいいだろうかと社協さんから相談が。

雨漏りというのは、災害による破損もあれば、経年劣化があり大雨に耐え切れないとか、
様々な要因があり、どこから漏れていて、どう対処するか?は
ある意味消去法の対応になります。

屋根裏にあがらせていただいたところ、ここは板金屋根の経年劣化で錆から無数の穴が広がっており、大雨時にのみ顕著な雨漏りにいたったものと推測ができました。
普段の雨程度では、雨漏りが表に出る前に、建材にしみているため、これまで気づかなかったのでしょう。

板金の継ぎ目付近から木を伝ってきた雨水。天井までシミがみられた箇所


天井裏の様子を写真にとると、実はあちこち雨漏りしていた様子を納得してもらえました。

雨漏りの下には、大切なご家族のご遺影が飾られていて、気になり「少し動かしますか?」
と提案すると、「あぁ、ぜひしてほしい、濡れたらどうしようと心配していたの」とほっとしたようで
はじめてボランティアとはいえ見ず知らずの人がきて、家の屋根裏に上り、あれこれ説明されたら、
なかなか、言い出しづらいよね、と思い、住民さんに声をかけてよかったなと思いました。

橋本市社協の職員さんにお手伝いいただき、写真を移動すると、住民さんの笑顔が見られてよかったです。


一番雨がぽつぽつとたれてきたという天井は、屋根に穴が開いて空の光が見える様子も、写真で説明をさせていただきました。



ボランティアにできることは、一時的な応急処置です。
長くくらしたいのであれば、それに見合ったメンテナンスが必要であることを解説したうえで、
このくらいなら、この工法が安価で負担が少ないと思いますよ、とアドバイスをさせていただきました。

社協さんも、変な業者に騙されないよう、市の指定リストを調べて、合い見積もりなどをお手伝いしてくださるということで、
よい方向に進むことを願っています。

また修繕に伴い、その期間まで応急処置が必要であれば、ボランティアで養生をさせていただくことをお約束しました。
心配していた健康被害やカビはまだはっせいしておらずホッとしましたが
今後も少し気にしていきたいと思っています。


橋本市で現調の後は、#サポウィズさんが追加で貸してくださった2tダンプの回送のため和歌山市とかつらぎ町を一人で往復。
こういうとき、一人って不便だな~と感じます。

そんなことを後日話したら、この台風きっかけで出会った和歌山市のボランティアさんが、次から手伝うから言ってね!と、大変うれしい言葉をかけてくれました。たくさんの人に支えられ活動ができています。感謝です。

〇連携団体
和歌山県社協
紀美野町社協
かつらぎ町社協
海南市社協
橋本市社協
#サポウィズ
災害NGO結
B-DASH
幡ヶ谷再生大学
災害支援ONE TEAM
アメ村えれふぁんとチーム
KiU
Orange
Seedsjoy
DASH隊大阪
のらぼら

管理人

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リユースエイドテック代表 佐々木です。

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