【代表日記】2024/04/12 能登半島沖地震102日目 志賀町
朝は珍しく8:00から一人現場へ。
9:00から愛知からのボラさんと合流し、2人で動きます。
倒壊家屋の現調、段取りのあと、雨漏りしている屋根へ。
1月の初期は、材料もろくなものが手に入らず、ホームセンターすらあいていなかったので、なんとかあるものを工夫してはっているブルーシートがちらほら。
職人さんの工夫の数々に頭が下がります。
地震発生後、屋根からは傷ついた街並みがよく見えたと思います。
「ふとした時に涙がこぼれたよね」と語るシートはりをした職人さん。
海沿いの強風には、どうしても耐えられず、張り替えニーズも増えてきてます。
当初は瓦をおろしても捨てられる場所もなく屋根には瓦も残った状態。それもまた下に崩れてきてるとのことで、
きてくれたボラさんと2人で少しずつ瓦を高所作業車に運び、撤去していきます。
棟の修理範囲から、
完全に葺き替えとなる箇所をあえて残し、軸にして、エースクロスを張り込み。
シートの下には既存シートを使ったクッション材。これは、番線や瓦の角から、防水用のシートを保護する役目があります。
しかし、一度水が溜まれば雨漏り爆弾になるため、水の流れを考慮し施行します。
まずは危険の除去。それから生活の保全。
そこに付随して、先の補修のことや長持ちする応急処置などの項目がクリアできるように、さまざまなやり方を組み合わせて、
少人数でもなんとか前へ。
夕方、ベースにて
近くの職人さんがまた手伝ってくださり、一緒に屋根の拡張をしました。
いつもボランティアで、ここまでのことをしてもらってて、本当にありがたいです。
地域の方々に恩返しできるよう引き続き踏ん張ります。
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