【代表日記】2024/06/08 能登半島沖地震156日目 志賀町
11名。久々の大人数で。
屋根養生1件、壁養生1件。
近畿支部から5名が参加、初参加1名と、北陸支部で。
地元での災害をきっかけにボランティアに参加した人が多い近畿支部だが、中には多くの被災地でボランティアに参加したメンバーがおり、バランスのよいチームだ。
北陸支部のメンバーはほとんどが経験者で未経験者が少ないから、
それぞれが良い刺激を得られたのではないかと思う
良いチームになりましたね
現場は
「壁にシートはってほしい」という壁養生のご依頼と
「納屋にシート貼って欲しい」と
どちらも前情報なしのご依頼。
作業そのものは目的ではない。
壁養生も、屋根養生も、それをしにいくわけではない。
なんでそうしてほしいのか?
なぜ?に目的があり
あくまでもその困りごとの解決手段として、壁養生や屋根養生がある。
ヒアリングからはじめていくと
「公費解体が最後になるといわれて、最低2年まつと。これまでブルーシートを自分ではってきたが何度やっても飛んでしまって…」
「畑の農機具をいれている、おじいさんとの思い出のものがたくさんあって…」
と被災された方の気持ちが表れてくる。
そこに寄り添うために、僕たちは活動している。
被災地にくる人たちは「仲間や知り合いが行っているから」がきっかけかもしれない。
でも、被災者さんの言葉を聞いて、寄り添えるのは能動的に動き話をきくことからしか始まらないから、
まずは被災地にきて、話だけでもききにきてもらえたら。
その中で、つまり、やらねばならないことの中から、
自分がやれることをやればいいし、
やれないことは周りに相談すればいい。
「話をきくだけ」
いや、「話をきくこと」が最初の大きな一歩なのだ。
あなたにもできることかもしれない。きっと。
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