【代表日記】2024/04/05 能登半島沖地震95日目 志賀町
1団体の受け入れ。
東京から来てくださっているこちらの団体は、他の市町の支援にもいってますが、あいたときは志賀町にも通い続けてくださっています。
30〜50名で活動してくださる大型団体ですが、技術系作業のための資機材一式や車両も揃えてきてくださるので、大型現場を丸ごと預けられて大変助かっています。
先日、「自分を手伝いにきたボランティア「さっさと」していった」(お前はすぐに対応してくれない)といった趣旨のメッセージをいただきました。
現場には膨大な調整と段取りがあり、たくさんの方々が、一人一人が負担し支え合いながら、活動というものが成り立っています。
それを理解していればこのような言葉はでないかと思うのですが、「支援してもらって当たり前」の被災者がいることが残念で、
そのような被災者には、RATではボランティアを出さないことにしています。
日本全国で災害があり、ボラの多くは被災経験があります。恩返しのような気持ちで動いてる方も多いでしょう。特に3.11世代は。
なので、余計、残念な気持ちになるのかもしれません。
もしどうしても対応が必要な状況でも、遠方から人様の人生削ってやってもらうなんてことはできないので、代表のみで対応するようにしています。
基本は対応しません。
私たちは感謝してほしくてやっているわけではありませんが
誰でも良いから支援したい、というわけでもなく
お互い様のなかで活動をしています。
お互い様といえば、「小松瓦」を加工した能登支援プロジェクト。
瓦のピンバッジをつけるのは、壊したり怪我しそうで怖いので、あくまで観賞用で、手の届かないところに装着させていただきます。
瓦笑。いい言葉ですね。
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