【代表日記】2024/04/06 能登半島沖地震96日目 志賀町
VEC-VCは、#ひのきしん隊 と #山の会 が参加。RAT-山の会は2班にわかれて活動。
屋根チームでは、はじめての屋根講習を行いながらの現場活動。
棟一本のシートが飛散しているものの張り替え作業。
高所作業車も使いますが、基本の安全確保として、ロープワーク、確保術の確認から行いました。山の知識と建築の知識はやや違うところがあります。今回は、バディ式確保をまずは体感してもらいました。
ロープの擦れるトップは、棟土に番線に、気をつけるものがたくさん。また、余ったロープを垂らしておくと瓦やガラにひっかけて落下させる恐れがあり、「ロープの面倒をみる」というのは、下に垂らしておく状況の山登りとはまた違った思考です。
瓦のヨレが多かったので、一部を修正。この先のことは未定ということで、自衛隊式にてシート貼りを行いました。
3ヶ月。もう、とも、まだまだ、ともとれます。自分が住んできた家を治すか、解体するか。
国の制度も、新規で特例措置が増えることもあるなかで、すぐの決断は難しく、どうしたらいいか決められずに悩む方が多くいらっしゃいます。
僕たちの仕事は、その悩む時間をできるだけ安心できる環境で引き延ばすことで、
技術Vは、長い年月をかけて、そのために長持ちする屋根養生の工法をたくさん生み出してきました。
さまざまな状況に柔軟に対応できる、工法ごとのメリットデメリットを合わせながら、よりよい方法を提案していければ。
ブロック塀チームは、重機併用で。
田んぼが再開するので、水路に落ちているブロックやガラの回収ニーズが増えてきています。
田んぼがあることがルーティンになっている農家の方は、やはりじっとしてるより少しでもお米をつくりたいと
被災した農家さんでも、無事だった区画で米作りを再開するところが多いみたいですね
倒壊した納屋も多く有りますが、農機具の取り出しニーズも今後まだ増えそうな予感で、
重機ニーズは今後もチラホラ出てきそうです。
ブロック塀に関しては、重機でなくても手バラし可能なものもありますが、
重機があれば、圧倒的に、数時間は早く作業できるメリットがあり、少人数でも数件の現場に対して効率よくまわれるため、
人手不足の被災地では、より重機を出動させる現場が多いように感じます。
ご支援をいただいていることに感謝し、今後も、無駄なく機材や現場の調整を行っていけるようにしたいとおもいます。
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これだけ猫ちゃんをたくさん招きいれられるのも、隣同士の家がはなれている敷地の広い能登の自然ならではなのかも。