RATサテライト活動報告センター運営部復旧支援部現地レポート石川県

【代表日記】2024/04/27 能登半島沖地震117日目 志賀町

屋根班、重機班、マンパワー班、遊撃班にわかれて活動。
いまだ道中に危険箇所があり、孤立の恐れが高いため、避難指示区域にあたります

田んぼが始まり、水路をふさぐ石や土砂、
また田んぼがはじまったことで、日中は家に戻ってくる人がちらほらおり、
家の裏の土砂崩れや倒木の撤去ニーズが増えてきています

作業者によって現場クオリティがかわるのは
作業が上手いとか下手とかではなく
どれだけ丁寧に完成図、ゴールから逆算して細分化し段取りを組み上げているかです

これを怠っていると何も考えていない動きになり無駄が増えます

RATにきてくれる初心者のボランティアに指示は出しません
ただ、貪欲に見て学び、自分と照らし合わせて、さらに自分の支援の力にしようという意思がなければRATでは難しいと思いますし

そういった意思のない人間に手取り足取り時間をさいてくれるほど被災地は甘くありません
何より被災者の依頼現場は個人の成長の踏み台ではないので
まずはやるべきことをやってからの話

厳しい話をしますが、RATで無理だと思った人には帰っていただいています
これまで4人ほどお帰りいただきました
それは、最低限…礼儀が伴っていなかったり、人を怒鳴ったりする人だったためです
他人のペースを崩す人間は基本的に不要です

我々は人手不足ですが、「被災者のために何ができるか」という命題をもっています

誰でもいいわけではないのです

そうした中、根気強く根強く力強く通い続けてくれる仲間たちの存在に感謝です

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管理人

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リユースエイドテック代表 佐々木です。

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