【代表日記】2024/05/04 能登半島沖地震124日目 志賀町
倒壊家屋の貴重品捜索、家にかかった倒木撤去、法面から落っこちかけている納屋解体など
この日も盛りだくさんだが危険感度の高いメンツが揃い、この日に集まったからこそ、この日じゃないとできないってニーズに対応できました。
「生きる力をもらってます」と何度も繰り返す家主さんの言葉。
僕たちはプロ団体とはちがい、それぞれがやれることは限られてるから、他の団体だったらここまでやれてんのかな、とか少しだけ後ろめたさがある。
倒木除去は土砂崩れも伴っているが行政が対応するためには何件の家が、とかいろいろ条件があって、
そこから外れた家屋の土砂撤去ニーズがちょこちょこある
地震災害は土砂崩れも多く伴うのに、災害廃棄物の仮置き場の種類には土砂はない
土砂の仮置き場は管轄が環境省ではなく現状復帰まで国の金額になる
(環境省の管轄の災害廃棄物仮置き場は、現状復帰は市町村負担)
つまりは、暗渠があろうとなんだろうと問題なく、設置場所を選びやすいと言うこと。
もし、土砂と自然石を分けてもらえたらどれだけやりやすいだろうか?
大抵の家は土砂を山や空き地に捨てに行くが
置き場がない場所もあり、
盛り土、転圧、整形作業が追加され、しかも土地柄、大変な粘土質のためかなり不安定で難しい
フレコンにしても保水すると緩んでしまう。
土砂対応と家屋保全にはかなり頭を悩ませている。
避難区域である稗造北部では、いまだ土砂崩れ箇所にフレコンすらおかれておらず被害が広がっている箇所が確認されている。
(それもあり避難指示がずっとでてる)
いったい、この町は誰を守ってくれると言うのだろう。
いったい、僕たちはどのように関わったら良いのだろう?
ここにきてくれるボランティアの皆さんは、どこまで、見てくれているだろう?
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